はじめましてのご挨拶(長め)
皆様初めまして、ゲレゲレと申します。
名前はドラクエⅤで仲間になるベビーパンサーのニックネームのひとつから拝借しました。皆さんは何を選びましたか?プックルやボロンゴの人が多いですか?僕はゲレゲレを選んでました、理由は覚えてません笑。直感ですかね?
このブログのタイトルにニヤっとしてくれた人は多分僕と同じ時期にゲームを楽しんでいた人でしょう笑。今もあるきかたシリーズの攻略本って発売されてるんでしょうか?そもそもゲームの攻略本市場自体が廃れちゃってますかね……攻略本を読むの、思わぬ所に意外な発見があったりして割と好きだったんですが……
そうそう、ちょっと皆さんにお聞きしたいんですが、SFCのドラクエⅠかⅡのどこかの町で、門から一マスだけ外に出ても「ドゥッデッドゥッデッ」ってフィールドに出ることなく、塀に沿って歩いて行けて、その先に階段がある町ありませんでしたっけ?結構頑張ったんですが最初の文字すら思い出せませんでした……
当時小学校低学年くらいだった僕が、その町のマップを攻略本で見ていた時に、ふとマップの隅にある階段を見つけて「ねーこれなに?」と父に聞いたら、凄いニヤニヤしながら「あー見つけちゃった?」って言われたような気がします。夢だったらごめんなさい。
今だったら「ドラクエ 町 階段」とかで検索したら攻略サイトのページが引っかかるんでしょうか?なんだか味気ないなぁとちょっとだけ感じちゃいますね……
もしもこの町の名前を覚えていた、もしくは自力で思い出した方がいたら、僕に教えて頂きたいです。一緒に脳トレしましょ!
ドラクエⅠ・Ⅱをプレイした事が無いから思い出しようが無い方は、ご両親やレトロゲーが好きそうな友人にこの話を振ってみてはいかがでしょうか?その人が頭を悩ませる面白い姿が見れるかもしれません笑。
うーむ、このままだと僕の好きなゲームの話を延々してしまいそうなので、無理やり先に進みますね!
皆さんは、アウトプットって得意ですか?
僕は正直苦手です。夏休みの宿題で最後まで残るのは毎年読書感想文でした。両親や先生に助けを求めると、毎回決まって返ってくるのは「何を書いても良いんだよ!」というなんの手掛かりも得られない言葉。「何を書いたら良いのかが分からないんだよ……」と思いながらあとがきを頼りに無理やり原稿用紙を埋めていた記憶があります。
少年は大人になって、積極的に自分の考えを人に伝えられるように成長した……なんて事も残念ながらありませんでした。今でも「何か質問ある?」の問いに対して、愛想笑いをしながら「いえ、大丈夫です。」とずれた返事で済ませる事の多い日々です。
ですが、好きなことに関してならば、今も昔も目の色を変えて喋ってしまいます。
眠っていた脳内がフル回転し、次の言葉がとめどなく溢れ、思わず早口になる自分を抑えきれない。声量も気付いたら普段の二倍くらいありそう。いわゆるオタクの悪い癖ですね……
まぁ悪い癖というか、僕の認識ではオタクって元来そういうものなんですがね。自分の生き方に僅かな後ろめたさを感じ、それを認識しつつも、大好きなものに対する愛情を抑えることが出来ず、葛藤を続ける自己矛盾を孕んだちょっぴり哀しいいきもの。とでも言いますか……
ここら辺の話は僕が桃井はるこさんやPOAROについて触れる時があればお話ししたいと思います。
最近はどうも後ろめたさに鈍感な方が目立つような気がしますが……(溢れ出る老外感)まぁ、SNS等の発達により情報が拡散されやすくなって、結果的に目に入る事が増えたというだけかもしれませんけどね!
……なんの話をしていたんでしたっけ?あぁ、スキのちからは凄いんだよって話でしたね。どこまでだって飛んでいける位に。
ここまでご足労頂きありがとうございます。
ここから今回の記事のメインです。 もうしばらくお付き合いください。
僕がこのブログを立ち上げた理由は二つあります。
一つ目は、僕がライブに実際に行って感じたことを書き留めておきたいと思ったからです。
僕はライブが大好きです。
日常の彩りと支えになってくれている楽曲と、それを表現する演者と、僕たち観客が双方向性にコミュニケーションを取る事が出来るあの空間を、とても尊く思っています。
初めて参加したライブから気付いたら10年近く経ってしまったのですが、その間にライブで様々な感情を味わいました。もちろん毎回最高に楽しかったですが、それだけではありません。嬉しくて泣いた事も、悲しくて泣いた事も、その両方が交じり合った涙を流したことも、悔しさやもどかしさを感じた事も、自分の無知を恥じた事もありました。
そしてライブに参加する度に実感する至極当たり前な事があります。
それは、全てのライブは一度切りで、同じライブに再び巡り会うなんて事は絶対に無いという事。
小さなライブハウスの最前列でも、最後尾でも、前方に自分より背の高い人が大量に居る場所に行ったまま身動きが出来なくなってしまおうとも、座席指定のホールでも、巨大なドームのアリーナでも、トロッコが目の前を通るスタンドでも、ステージ上の演者が米粒くらいにしか見えない、けれど確かに見える後方スタンドでも、昼の太陽と夜の花火が眩しい野外フェスでも、様々な理由で会場に入ることの叶わない人達の為に、運営の方々が必死に押さえて下さったであろう映画館で観るライブビューイングでも。
どれもすべて異なる、人生の中で一回しか味わう事の出来ない特別な数時間。
この数時間達を、僕の脳内だけにしまっておくのはもったいない。そして僕の脳内メモリからいつかこの数時間達が零れ落ちてしまうのが恐ろしい。だからこの世界の隅っこにそっと残しておきたい。
纏まりのない感想文になってしまうかもしれませんが、お付き合い頂けたら幸いです。
僕自身の視点を伝えられるのはこの世に僕しか居ないのです。
同様に、あなた自身の視点を伝えられるのもこの世にあなたしか居ません。あなた自身がライブに参加して感じた、あなただけの感想を、どうかコメント等で教えて頂きたい。気恥ずかしかったら、Twitter等でひとりごとを呟くなんてのも良いですね。僕もちょっと前までそうしてましたし笑。
そして最後にして最大の理由は、僕が思う最高のライブの楽しみ方を、皆様のライブの楽しみ方の選択肢の一つに加えて欲しいと思ったからです。
最近ライブに参加して周りの観客のライブの楽しみ方を視界の端で見て、「勿体ないなぁ」と思う事があります。
「お前何様だよ」と思われるだろうなというのは重々承知のつもりです。「ライブの楽しみ方なんてものは人それぞれであり、他人に強制される事ではない。」その通りだと思います。100人の観客がいるならば100通りの楽しみ方があるし、あるべきだと思います。
僕一人の力では上手く説明出来なさそうなので、僕の友人の言葉を借りたいと思います。
私がしたいのは正しさの主張ではなく、手段の提示です。
#2 P.S.の向こう側を考えてみた話。 - Peco’s Journal
この一文を目にした時、僕はただただ頷くしかできませんでした。
僕のブログの出発地点はまさにこの一文です。
「俺の楽しみ方が正しいからお前らも俺と同じ様にしろ」と言いたい訳ではありません。
あなたがライブをどう楽しむかを決める際の選択肢に、僕の考える最高のライブの楽しみ方を加えて欲しい。そのために、僕のライブの楽しみ方を知って欲しい。
知らない事は、実行しようと思う事すら出来ません。知らない事は罪ではありません。
そして、あなたはまだ僕のライブの楽しみ方を知りません。僕がまだ伝えていませんからそりゃそうですよね。
カードゲームをしている時、手札は多いに越したことはないですよね。どのカードを切るのが良いかはあなたが毎ターンじっくり考えて決めてください。
何度も言いますが僕の考えを押し付けたい訳ではありません。ただ、僕が考えた楽しみ方を読者の皆様のライブの楽しみ方の選択肢の一つに加えて頂きたい。そこから先は皆様一人一人に委ねたい。
以上の二点が、僕がブログを開設するに至った理由です。
特に二点目について、上手く伝わったでしょうか…
このブログの出発地点である先ほどの一文がどのような文脈で用いられたのかは、お時間のある時に是非このブログからご確認下さい。ここにもあなたの知らない素敵な世界が広がっているかもしれませんよ。
もう一本だけ、全く別の箇所に予防線を張ります。初めてライブに参加される方に対してです。
ライブの世界にようこそ!僕からのお願いはたった一つです!
僕のブログを読んで、「ライブって敷居の高いものなんだ……」なんて勘違いをしないで下さい。絶対に。
先ほど言ったように、100人の観客がいたら100通りのライブの楽しみ方があります。
それが101人になったら、101通りの楽しみ方があります。あなたのお陰でライブの楽しみ方がひとつ増えましたね。もちろん、周りの人の迷惑になったり、怪我をさせる恐れがあったりするような楽しみ方はダメですよ?周りの人だって、あなたと同じようにライブを楽しみにやって来たんですから。
あなたが大好きなアーティストのライブは、きっとあなたをあたたかく受け入れてくれます。
ライブ途中のMCで、「今日、初めて俺らのライブに来てくれた人ーーー?」といった質問を投げかけるアーティストは多いと思います。そこで手を挙げてくれた人達に対して、どこからともなく拍手が聞こえてくるあの光景が僕は大好きです。
僕が今後書くブログを読んで、「やってみたいけどこんなに沢山の事いきなり出来ないよ……」と困惑する事もあるかもしれません。
確かにいきなり全部やるのは難しいと思います。そもそも、僕だって初めから今のような楽しみ方が出来ていた訳ではありません。ライブの素晴らしさを知り、楽曲や演者を尊重し、周りの観客にも配慮した上でライブをもっと楽しみたいと思い、その為にはどうすればいいかを楽曲を何度も聴きながら考え、周りの人達の楽しみ方を見て、調べて、借りて、自分なりのライブの楽しみ方を作り上げ、それをライブ会場で実践し、その時感じたことを材料にまた考える…その繰り返しで少しずつ形作られたのですから。
そんな時は取捨選択をしてください。「この曲ではとりあえずこの一か所だけ試しにやってみよう。」
初めはそれで充分です。焦る必要はありません。一歩一歩あなたのペースで歩いていってください。
ふう、長い予防線を張り終えました。この一本の予防線の必要性に気付けた事にひとまず安堵しています。
最後に皆さんに向けてもう一度
何度でも言いますが僕の考えを押し付けたい訳ではありません。ただ、僕が思う最高のライブの楽しみ方そのものを、皆様のライブの楽しみ方の選択肢の一つとして欲しい。
最終的にライブ会場でのあなたの立ち振る舞いを決めるのは他でも無いあなた自身です。
今後の予定に関してですが、しばらくはAqoursの楽曲の記事を書こうと思います。少なくとも2018年3月10日、11日に幕張メッセで行われるファンミーティングまでは。
その後は新谷良子さんや内田彩さん、BUMP OF CHICKENの楽曲やライブに関しての記事をマイペースにのんびり書いていこうと思います。もしかしたらμ’sに関しての記事も書くかもしれません。この中にあなたのお気に入りのアーティストは含まれているでしょうか?
そのアーティストに関してはもちろん、まだあなたがご存じでないアーティストに関してのブログも、目を通していただけたら幸いです。それぞれの魅力を知る手助けを誠心誠意させて頂こうと思っています。
気付いたら5000字を超えていました。僕はどうやら好きなものに関してなら、あとがきに頼らずとも自力で原稿用紙3枚なんて余裕で書き上げることが出来るようです。今初めて知りました。もっとも提出期限が守れるかは怪しいですが。
どこに連れていかれるかも分からないようなとっ散らかった文章を最後まで読んで下さって本当にありがとうございます。今の所は此処からは一本道が見えているのでご安心ください。
それでは、最初の一歩を踏み出しますね。
ここまで読んで下さったあなたに、全身全霊の感謝を込めて。
ゲレゲレ