僕のライブのあるきかた

楽曲と演者を尊重しつつライブを楽しむ方法の一つ(@tbocgere)

君と僕の足跡

こんばんは。ゲレゲレと申します。

普段はライブが好きという気持ちをひたすら込めたブログを書いたりしてます。

今回は今まで触れることのなかった、μ’sに関しての記事を書いてみようと思います。

 

まずは、僕が今までμ’sのどのライブに現地参加してきたのかをお伝えしましょう。

 

 

 

 

  

 

ラブライブ!μ’s Final LoveLive! ~μ’sic Forever ♪♪♪♪♪♪♪♪♪~ 2016.3.31

 

 

 

 

 

以上です。

「あ、チケット運に恵まれなかったのかぁ…その分LVには沢山行ってるのかな?」と思った方もいらっしゃるでしょうか。それでは僕が参加したμ’s関連のLVの発表です!

 

 

 

 

 

 

 

LoveLive! μ’s Fan Meeting in 上海 ~Talk & Live ~ 2016.1.30

ラブライブ!μ’s Final LoveLive! ~μ’sic Forever ♪♪♪♪♪♪♪♪♪~ 2016.4.1

 

  この二回だけです。

そうなんです、実は僕ちゃんとμ’sを追いかけていた期間、かなり短いんですよ。

 

μ’sが始まった頃はまだアニメ文化に触れていなかったとかそういう訳ではありません。残念ながらもう四半世紀は生きちゃいました。中学二年の夏休みに暇すぎてジャンプを隅から隅まで読んでいた時に、真ん中らへんにあるアニメ紹介コーナーの柱を読んで「いちご100% Sweet Cafe」の存在を知り、文化放送にチューニングしたのが僕が無事養豚場送りになる事が出来たきっかけです。

 

この前のAqoursファンミレポの様に、μ’s Finalライブを振り返ろうと思っていたのですが、せっかくなので僕のμ’sとの出逢いとその歩みについて触れようと思います。ここから終始誰得自分語りが繰り広げられることが予想されますが、心の広い方はお付き合い下されば幸いです…

 

 

 最初にラブライブ!の存在を知ったのがいつだったかは覚えていませんが、「アイマスっぽいのがまた始まったんだなぁ」くらいの印象しか抱いていませんでした。中の人に関しても、南條さんとミルキィの二人しか知らないし、まぁ追いかけなくてもいっかと思ったのを覚えています。僕の声豚力の低さと先見の明の無さが伺えますね。

 

テレビアニメ一期が放送された2013年1月。録画した一話を放送翌日に見た記憶はありますが、とある理由から一話途中で見るのをやめました。「アニメは三話まで観ろ」的な通説の存在を知った上で。僕のアニメを観る目なんてその程度です。今でもアニメ内容の考察等を積極的に行おうとしないのは恐らくこれを自覚しているからなのかなぁと思います。

 

テレビアニメ二期が放送された2014年4月。アニメ一期を結局観ることのないまま二期放送を迎えてしまった僕。こじらせたオタク特有の流行に身を置きたがらない謎のしょーもないプライド発動です。加えてこの時期アニメ自体からも離れがちであった為、二期もリアルタイムで追いかけませんでした。

ウォークマンへの登録日時を見ると、μ’sのベストアルバム(2013年発売)を2014年の8月に借りていました。おそらく5本1000円で借りるための一本に選ばれたんだと思います。

 

リアルタイムでラブライブ!を追いかける機会をみすみす逃していた僕が、アニメラブライブ!を観たのは2015年1月からの再放送でした。なぜそのタイミングで観ようと思ったのかは明確には覚えていませんが、おそらくベストアルバムを聴いてμ’s楽曲の良さを知ったからだと思います。この頃はまだTwitterなどを通して皆で一緒に楽しむということはせず、一人で楽しんでいました。

 

 こんな感じでそれまでなんとなく程度にラブライブ!に接していた僕ですが、ある時ターニングポイントに出逢うことになりました。

2015年8月8日のROCK IN JAPAN FESTIVAL に、僕の愛して止まないBUMP OF CHICKENが参加することが決定しました。速攻でチケットを入手し、同じくBUMP好きでオタク気質な後輩君と一緒に夜行バスに揺られ、魔都東京に前日入りしました。

暇な時間をどうしたいか後輩君に尋ねたところ、「アキバ行きたいっす」と即答。

僕は関東出身なこともありちょくちょく秋葉原には赴いていたので、「久しぶりにウインドウショッピングするかぁ」くらいの軽い気持ちでアキバ散策をしていました。後輩君はカードショップのラインナップの充実っぷりをいたくお気に召されているご様子でした笑。

 

散財する後輩君を余所に一度も財布に触れることのないまま、なんとなく寄ったTR〇DER、そこでたまたま目に入ったのが、4000円程度で売られていた中古の「μ’s 3rd Anniversary LoveLive!」のBlu-ray。Amaz〇nで買うより安そうなのと、フェス物販用に普段よりも手持ちが多かったこともあり、まぁちょっと観てみるかくらいの気持ちで購入しました。その三時間にどれほどのドラマが込められてるかも知らずに。

 

 

 

 ただただ、衝撃を受けました。

こんなライブがあるのかと。あったのかと。

この円盤を観た瞬間から、ラブライブ!を追いかける事を決めました。

自分の手の届く範囲でライブ円盤とCDを集め、全力でμ'sの歩みを追体験し、次のライブには是が非でも参加したいと強く思いました。

 

 次のライブがμ'sのFinalライブであることが発表されてからは、どの曲が披露されても大丈夫なように、それまで以上に曲を聴き返し、ライブでこの曲がどう披露されるかを今までの円盤を手掛かりにイメージし、自分がこの曲をどう楽しみたいかを全力で考え続けました。

自分のブレードの色換えボタンにラインストーンを貼ることを思い付いたのもこのタイミングでした。『Super LOVE=Super LIVE!』の色換えを何が何でも初見で成功させたいという一心から閃いたアイデアでした。まぁラブライブレード一本しか持ってなかったので、『COLORFUL VOICE』が来てたら詰んでたんですけどね笑。

 

 

そして、幸運にも自力で手に入れる事が出来たチケットを握り締め、μ'sファイナル初日に臨みました。

場所はアリーナUの後方。周りの人もどこかそわそわしている印象でした。

 今も昔もグッズ等はあまり集めない性質(ライブ物販を除く)なので、μ’s関連のグッズもほとんど持っていなかったのですが、ぷっちょについていた『Angelic Angel』衣装の海未ちゃんのスイングマスコットひとつだけ鞄に付けていきました。それが隣の人との会話のきっかけになったので、付けて行って良かったです。

 

開演前に流れている曲に合わせ、ブレードを灯し、リズムに合わせて振る人もちらほら。

あの時間、僕らのアップって感じでかなり好きなんですよね。 

『Super LOVE=Super LIVE!』の色変え順を隣の人に教えたりなんやかんやしている内に、μ’sのFinalライブが幕を開けました。

 

一曲目の『僕らのLIVE 君とのLIFE』で南條さんがステージに立って歌い踊っているのを見たときの感動は忘れられません。

紅白やMステではぽっかりと残されていた空間に南條さんが居るというだけで感極まりそうになりました。

次の『僕らは今のなかで』で、今まで円盤でしか味わって来なかったライブ限定の南條さんの「これからだよ~~」を聴けた瞬間に、あぁ、本当に現地に来れたんだなと実感したのを覚えています。

 

Finalのセトリは、本当にμ’sのそれまでの歩みを一歩一歩振り返るような選曲でした。μ’sのライブに初めて参加する僕のような人でも、まるでμ’sの歩みを最初から一緒に体験させてくれるように感じることが出来るような、あったかいセトリでした。

 

 

本当にただただ楽しかった。

μ’sの皆もこの瞬間を全力で楽しんでいるのが伝わってきていました。

 

 

嬉しいと感じることも沢山ありました。

えみつんがμ’sのリーダーとして皆を引っ張っていく姿をこの目で見れたことや、数々のソロパートでの歌唱力を実感できたことや、『Snow halation』ソロでの東京ドームを埋め尽くすUOの輝きの一つになれたことが、

 

なんちゃんの『Angelic Angel』での「もぉっとが好き⤴」を聴けたことが、それに合わせて「えんじぇーー!」を叫べたことが、

 

うっちーのつま先からとさかの先っぽまで南ことりとして歌い踊る姿を観れたことや、『SUNNY DAY SONG』での大胆な三歩目を見れたことや、まさかセトリに入ると思わなかった『sweet&sweet holiday』での「あつまれーー!」を聴けたことが、

 

みもりんの『春情ロマンティック』での踊りを肉眼で間近で見れたことや、公式のセンター曲では無いにせよ、『だってだって噫無情』ラスサビをステージの最上段で歌う姿と、青く染まる観客席を見れたことが、

 

りっぴーの『Hello,星を数えて』での全力の「楽しくなっちゃうねーーー!!」が聴けたことや、μ’sの新リーダーとして『SUNNY DAY SONG』の振り付け講座を先導する姿を見れたことが、

 

ぱいちゃんの『Wonderful Rush』『Music S.T.A.R.T!!』ソロを聴くことが出来たことや、最後のちょっとしたわがままを叶えてあげられたことが、

 

くっすんが僕の大好きな『Dancing stars on me!』をセンターで歌い踊る姿を観れたことや、3rdライブMCで涙ながらに自分の気持ちを吐露していた頃とは別人の様な堂々とした笑顔で、ラブライブ!への、μ’sへの、希への愛を観客に確かめる姿を観れたことが、

シカちゃんがにこと希から継承したラップを『MOMENT RING』でぱいちゃんと一緒に歌う姿を観れたことや、ライブの度にMCで言ってくれていた「今日のライブを思いっきり楽しむために、怪我をしない、怪我をさせない、思いやりの心を持って、皆が楽しい時間にしましょう!」という言葉を聴けたことが、

 

そらまるの号令の元に『PSYCHIC FIRE』でBiBiコールを叫べたことや、要所要所でμ’sを支える矢澤感を味わえたことが、嬉しかった。

 

そしてなによりμ’sの10人目の一人として、このライブに参加できたことが、本当に嬉しかった。

 

 

5時間にも及ぶライブだなんて微塵も感じさせないほどの一瞬の出来事でした。

気付いたらアンコールを叫んでいた、そんな感覚すらあった気がします。

 『僕たちはひとつの光』では、目の前に繰り広げられている光景が、現実なのか、映画で見たものなのか分からなくなる不思議な感覚を味わいました。一日目はそんな不思議な感覚のまま「今が最高!」と叫んでいた気がします。

二日目はもうこれで本当にFinalライブが終わってしまうということを実感し、寂しさから涙を堪えることは出来ていませんでしたが、

「涙はいらない このまま踊ろう 手を振って もっと振って」

という歌声に導かれるように、前を向くことが出来たのを覚えています。

一日目とは全く異なる心境でしたが、μ’sの皆のお陰で、二日目も「今が最高!」と心から言う事が出来ました。

 

 

 

μ’sFinalライブの後、あの中途半端と言えるタイミングからでも、μ’sを追いかけると決めることが出来て本当に良かったと思いました。

 

3rdライブのMCで久保さんは「(アニメやスクフェス等々)入口がたくさんあって、ラブライブ!って。その入り口入ったらもう、皆大好きになっちゃうコンテンツなの、ラブライブ!。」と仰っていました。

 

またこの記事を書いている数日前に、ラブライブ! Solo Live! collection Memorial BOX IIIが発売され、それに合わせてμ’sの皆も思い思いに呟かれていました。代表して新田さんのツイートの一つを紹介します。恐らく多くの人が既に目にしているとは思いますが笑

この言葉たちの通りだと思います。

今回の記事で、僕は敢えてμ’s3rdライブの内容には深くは触れませんでした。もしまだこのライブ映像を観たことが無いという方がいらっしゃったら、ぜひご自分の目でこのライブがどんなものだったのかを観て頂きたいと、強く思います。今からでも遅くないです。絶対に。

 

 

 ……とは言ったものの、μ’sFinalの後、もっと前からμ’sを追いかけていれば良かったという後悔は当然抱きました。僕に関しては完全に自業自得なんですけどね笑。この時感じた後悔が、僕が今Aqoursを追いかけている原動力の一部分なのかなぁと思います。まぁ意識的にそう思っている訳では無いと思いますが。

 

約半年間ちょっとという短い間しかμ’sを本気で追いかけて来なかった僕ですら、μ’sFinalライブは今まで参加してきたどのライブとも異なる、特別なものになりました。僕よりも長い間、μ’sに多くの愛情を注いできた方々は、一体μ’sFinalライブでどんな事を感じたのでしょうか。この日に生まれるであろう沢山の記事等から、それを垣間見る事が出来たら良いなぁと思っています。

 

 

 誤解を恐れずに言えば、1stライブから参加できているAqoursの、Finalライブに参加できるのが、今から楽しみで仕方ありません。いつになるのかは分かりませんが、その時はいつか必ず訪れます。その時に「今が最高!」と、いや、「今も最高!!」と心から思えるように、今を全力で生きていきたいと、そう思います。

 

以上、ラブライブ!のライブに魅せられた男の自分語りでした。

 

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